母を訪ねて
第1場面 母が異国へ出稼ぎに船で行く
・マルコは、母との別れを悲しむ日が続いた。
母は、荷物を鞄に詰めて、出稼ぎに行く準備をしている。
マルコは寂しさから『行かないで』とお願いするが、母は船に乗って悲しみの中出かけていく。
マルコはお母さんの帰りを待ちながら、雪が降る寒い冬を過ごし、ちょうちょの舞う春を過ぎても、お母さんは帰ってこない。
・ある日、母からの手紙が届き、母が病気だと知る。
郵便屋さんから手紙が届くと、お母さんが病気だと知り、お母さんに会いに行くことを決めて、走り出す。
・マルコは母を探しに船旅に出る。
マルコはお母さんを探す旅に出るが、お金がなく困ってしまう。
船の船長にお願いし、掃除をして働かせてもらうことになる。