大井うさぎ幼稚園

風立ちぬ

             第1場面 出会い

①町で二郎が子どもたちと遊んでいると、地震に襲われる。

子どもたちがかくれんぼをして遊んでいる。

二郎は紙飛行機を持ち、飛行機の飛ばし方を考えている。
 

子どもたちは二郎の紙飛行機を見せてもらう。

大きな地震が起こり、二郎は子どもたちと一緒に逃げる。
 

②瓦礫の下から菜穂子を助けて励ます。

二郎は菜穂子を瓦礫の下から助け出す。
 

③二郎は名前も告げずに立ち去る。

菜穂子は二郎の落とした紙飛行機を拾い、助けてくれた二郎にもう一度会いたいと強く願う。

第2場面 飛行機の設計

①二郎は飛行機工場に戻り、飛行機の製作に取りかかる。

飛行機を作る会社では、飛行機の設計をしたり、話合いをしている。

二郎は飛行機の部品を持ち込み、完成に向けて製作を続ける。

②飛行機は完成するが、試験飛行中、大風に遭い、墜落し、二郎は失望する。

飛行機がいよいよ完成し、空に向けて飛び立つ。

試験飛行中、大風に遭い、前に進んでは押し返され二郎の飛行機は墜落する。
  

墜落してしまった飛行機。

どうしたら空を飛べるのか!二郎は飛行機を飛ばすことが出来ず、設計図を握りしめ悔しさに落ち込む。

【 ♪ 挿入歌 ♪ 】

③二郎が落とした紙飛行機を頼りに、菜穂子が二郎の工場を訪れるが、二郎は試験飛行の失敗から立ち直っていない。

菜穂子は紙飛行機を持ち、二郎を探す。

④菜穂子は地震の際、助けてもらった礼を言い、落ち込んでいる。二郎を励ますと、二郎は再び製作に取りかかる。

菜穂子は紙飛行機を二郎に返し、「あの時あきらめるなと言った」と励ます。

二郎は紙飛行機を受け取り、「もうこんなものは要らない!」と悔しさに、自分の夢を諦めそうになるが、菜穂子に励まされ、見守られる中、飛行機の製作に気持ちを向ける事ができる。
  

⑤安心した菜穂子が立ち去ろうとすると、二郎は一緒に暮らそうと菜穂子に伝える。

二郎は菜穂子に夢をあきらめずに立ち向かわせてくれたお礼を伝え、「一緒に暮らそう」駆け寄るが逃げられてしまう。

⑥しかし、菜穂子が持病があるので、断る。

菜穂子は持病があり、二郎にうつしてしまう事を恐れ近づくことが出来ない。

 
⑦それでも良いと二郎は言い、二人は一緒に暮らし始める。

二郎は菜穂子の病気を受け入れ、それでも「一緒に暮らそう」と決め、菜穂子と二郎は一緒に暮らすことを決める。

二郎と菜穂子は一緒に暮らし始める。
二郎は飛行機作りの事を夢中である。菜穂子は二郎を会社に見送り、家事していると持病が悪化し倒れてしまう。
 

第3場面 誓い

①幸せな日々は長く続かず、菜穂子は発作で息を引き取る。

二郎は菜穂子を病院に連れて行こうとするが、菜穂子は二郎に「飛行機作りを頑張って」の言葉を最期に息を引き取る。
 

菜穂子を失った苦しみで立ち上がれない二郎。

②菜穂子は風に乗って天国へ連れて行かれ、その風に飛行機を再び飛ばすと二郎は誓う。

菜穂子は風(白ポンポンの子どもたち)にのり、天国へのぼる。

失った悲しみから立ち上がり、菜穂子との約束を胸に、二郎は空に向かって、飛行機を飛ばすことを約束する。

【 ♪ エンディング ♪ 】