洗足うさぎ幼稚園

当園について

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閑静な住宅地の中に建つ、小さな幼稚園です。戦前は大森にありましたが、戦後まもなくこの地に移り、以来今日まで地域の幼児教育を担ってきました。子どもたちは、大きな木々に囲まれた土の園庭で元気に遊びながら、日々、様々な活動に取り組んでいます。

幼稚園というと、とかく華やかな行事や外部講師(専任講師)による指導が強調されがちですが、大事なのは担任と子どもたちとで営まれる日々の生活であり日常の活動です。そして、何かが「出来るようになる」ことが目的なのではなく、普段の保育の積み重ねによって、一人ひとりの子どもの中に自信と意欲が育まれることが、幼児期の成長にとって何よりも重要です。このような考えの下、「子どもの、子どもによる、子どものための保育」を教育方針に、「自分で考えて、自分で行動する」ことを教育目標としています。
日々子どもたちが取り組む活動には、他では経験できないものも多く含まれています。それらは一風変わっているかもしれませんが、真に「子どもの」保育であるためには必要なものなのです。

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教育方針

「子どもの、子どもによる、子どものための保育」を実践しています。
保育は子どものため、幼稚園は子どものもの、それは当たり前のことのようですが、意識しないままに大人の都合が優先したり、大人の物差しで子どもを計ったりしていることがあります。
幼稚園での日々の生活や活動においては、子どもが自分で出来ることは子どもたちに委ねるようにしています。そして、子どもが自分から主体的に取り組めるようにしながら、より多くの部分を子どもたちに任せることによって、「子どもによる」生活や活動になっていきます。さらに日々の生活や活動は、それ自体が楽しく充実した経験であると共に、その経験を通して子どもたち自身が成長出来るような「子どものための」ものであるべきです。
以上のような意味で、幼稚園の保育は常に「子どもの」ものであってほしいと考えています。

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教育目標

「自分で考えて、自分で行動出来る」ようになることを目標としています。
幼稚園での日々の生活や活動の中では、自分で考えること、行動することをたくさん経験出来るようにしています。年少の子でも、その年齢で考えられることを考え、決められること決めて、自分で行動することは可能です。その経験の積み重ねによって、子どもたちの中に「自分で考えて行動する」という姿勢が育っていきます。
子どもたちはこれから長い年月を生きて、たくさんの人に出会い、様々な場面で判断し、いろいろな物事に関わっていくことになります。そんな時に、「自分で考えて、行動出来る」という姿勢こそが最も大きな力になり、子どもたち自身を助けてくれます。そして人格の基礎が形成される幼児期に、子どもたちの中にそのような姿勢を育てていくことが幼稚園の役割であると考えています。